オープンソース
「Debian GNU/Linux 9.0」(stretch)正式リリース
Debian Projectは6月17日(現地時間)、LinuxディストリビューションDebian GNU/Linuxの最新版「Debian GNU/Linux 9.0」(コードネームstretch)を正式リリースした。
今回正式リリースされたstretchは、Debian GNU/Linux 8.0(jessie)から約26ヶ月を経過してのバージョンアップリリースとなった。
本リリースでは、MySQLにかわりMariaDBがデフォルトのRDBMSとなった。jessieからアップグレードした場合、MySQLは自動的にMariaDBに置き換わるという。また、インストーラでデフォルトのデスクトップ環境が選択できるようになっている。また、暗号化GnuPGのmodernブランチがサポートされた。
stretchがサポートされているアーキテクチャは、 amd64、i386、Intel IA-64(ia64)、SPARC、MIPS、EABI ARM、MIPS、Hard Float ABI ARM、IBM S/390、AMD64、arm64、ppc64elなど。stretchは、通常のインストールメディアに加え、CD-ROMやUSBメモリなどのライブイメージでも起動できる。
「Debian GNU/Linux 9.0」(stretch)は、Webサイトからダウンロードできる。
(川原 龍人/びぎねっと)