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LPI-Japan、LPIC-1およびLPIC-2試験の出題範囲を変更

LPI-Japanは、LPIC-1およびLPIC-2試験の出題範囲を変更し、4月頃から新しい出題範囲での試験を実施すると発表した。

今回改訂される試験のバージョンは3.0となる。今回の改訂により、LPIC-1とLPIC-2の両方で重複していた出題範囲が、改訂により重複が削減されるほか、いくつかの項目がLPIC-1とLPIC-2の間で移動する、Linux kernel 2.4の出題項目が削除されるなどの変更が施されている。また、SQLデータ管理、アクセシビリティ、データの暗号化など出題項目の追加、重要度の変更など、変更点は多岐に渡る。このため、LPIC受験者は注意が必要となる。

なお、試験バージョンの変更があっても、過去の合格結果は無効にはならない。また、たとえば旧バージョンの101試験と、新バージョンの102試験に合格した場合でも、LPICのレベル1認定を受けることができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
出題範囲変更の概要(pdf)
101試験範囲の差分(pdf)
102試験範囲の差分(pdf)
201試験範囲の差分(pdf)
202試験範囲の差分(pdf)