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HPE、小規模システム向けコンパクトサーバ「HPE ProLiant Thin Micro TM200」を発表、ProLiant史上最小サイズ
日本ヒューレット・パッカードは3月9日、ハイブリッドITの実現を支援する、小規模システム向けの新サーバ「HPE ProLiant Thin Micro TM200」を提供開始した。
「HPE ProLiant TM200」はクラウド連携を前提として開発されたサーバ。「HPE ProLiant」シリーズの中でもっともコンパクトなサイズの筐体を持ち、スタンドや壁掛けなどユニークな設置オプションにより、利用シーンに応じて様々なスタイルで設置できるのが特徴。コンパクトでありながら、オンプレミスサーバに必要とされる「HPE ProLiant」の持つ信頼性や管理性といったサーバならではのクオリティを継承している。
「HPE ProLiant TM200」は、各種サーバOSに加え、仮想化ハイパーバイザーをサポートしており、クラウド連携のソフトウェアに柔軟に対応する。また、「HPE ProLiant」標準搭載の管理チップIntegrated Lights-out 4が、「HPE ProLiant TM200」にも搭載されている。リモート管理や電力管理だけでなく、サーバの導入、運用(監視)、保守といったライフサイクル全般に対して管理機能を提供する。
「HPE ProLiant TM200」には、4コアのインテル Xeon プロセッサ D-1518を1基搭載した、最大64GBのメモリを搭載可能な「HPE ProLiant TM200 Xeon D-1518 2.20GHz 1P/4C 8GBメモリ ディスクレス モデル」と、8コアのインテル Xeon プロセッサ D-1537を1基搭載した、最大64GBのメモリを搭載可能な「HPE ProLiant TM200 Xeon D-1537 1.70GHz 1P/8C 8GBメモリ ディスクレス モデル」が用意されている。標準価格は、「HPE ProLiant TM200 (Xeon D-1518)」が171,000円、「HPE ProLiant TM200 (Xeon D-1537)」が212,000円。
(川原 龍人/びぎねっと)
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