オープンソース

「BIND 9.9.9-P6/9.10.4-P6/9.11.0-P3」リリース、脆弱性の修正

DNSサーバ「BIND 9.9.9-P6/9.10.4-P6/9.11.0-P3」が2月8日(現地時間)、リリースされた。

このリリースは、脆弱性修正のためのアップデートリリース。この脆弱性は、不正な応答を拒否する処理に存在する不具合が原因となり、リモートからDDoS攻撃を受けサービス停止を引き起こす可能性があるというもの(CVE-2017-3135)。この脆弱性は、DNS64とRPZの双方を有効にしている場合にのみ影響を受ける。

対象となるバージョンは、「BIND 9.0.x9.9.3 から 9.9.9-P5 まで」「9.10.0 から 9.10.4-P5 まで」「9.11.0 から 9.11.0-P2 まで」。修正されたバージョンのISC BINDは、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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JPCERT/CCによるアナウンス