オープンソース

「Wine 2.0.0」リリース

Wine HQは1月24日(現地時間)、x86アーキテクチャ上のLinuxなどでWindows向けアプリケーションを動作させるソフトウェア、「Wine 2.0.0」をリリースした。

Wineは「Wine Is Not an Emulator」の略称であり、その名の通りエミュレータを動作させるのではなく、Windowsアプリケーションをネイティブ動作させるソフトウェア。X Window Systemを利用して、Windows向けのGUIアプリケーションを動作させることができる。

「Wine 2.0.0」はメジャーアップデートリリースに相当し、Mac OS Xにおける64bitアプリケーション実行のサポート、「Microsoft Office 2013」のオンラインアクティベートへの対応、DirectWriteおよびDirect 3D実装など、複数の機能強化が施されている。

Wine 2.0.0は、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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