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さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックス、オープンソースの運用管理ツール「Hatohol」の共同検証を開始
さくらインターネット、ビットスター、ミラクル・リナックスは11月29日、オープンソースの運用管理ツール「Hatohol」の共同検証を開始すると発表した。
「Hatohol」は、システム監視、ジョブ管理、インシデント管理、ログ管理など、さまざまなツールのハブとして働く管理ウェア。システム監視ツールの統合機能を搭載しており、ZabbixやNagiosなどと連携することで監視情報を集約して表示できる。
今回発表された共同検証では、2016年12月にリリースされる予定の「Hatohol 16.12」で、 大規模システムにまつわる様々な検証を行う。
さくらインターネットは、大規模システムでの大量のインフラ・サーバ・ネットワーク機器の運用監視検証、ユーザーインターフェースの検証とAPIの仕様検討などを行う。ビットスターは大量ドメインを保有するサイトでの運用監視検証、複数サイト・サービスの監視統合の検証、大量ドメインを持つサイトでの運用監視における機能要望を受け持つ。ミラクル・リナックスは検証テストの結果による品質改善、クラウド事業者向けHatohol開発に取り組む。
(川原 龍人/びぎねっと)
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