オープンソース
「MySQL 5.1.30」リリース、MySQL 5.1系列の初の製品版
Sun Microsystemsは12月8日(現地時間)、MySQL 5.1.30のリリースを発表した(公開は11月28日付)。このリリースは、MySQL 5.1系列の初の製品版(General Availability)となる。
MySQLは、高速性と堅牢性を重視したマルチユーザ・マルチスレッドのRDBMS。MySQL 5.1 は大規模サーバでの利用を想定した機能改善が図られている。MySQL 5.1の新機能の例は以下の通り。
○パーティショニング(テーブルとインデックス)
○行ベースレプリケーション および mixed レプリケーションreplication
○ジョブスケジューラー(ビルドイン)
○XPathのサポート
○ダイナミック 一般/スロークエリログ
○パフォーマンス/負荷 テストユーティリティの搭載
○パフォーマンスの向上
など。
MySQL Community Serverは、GPLライセンスの下で公開されており、Webサイトから無償で入手・利用できる。また、商用版のMySQL Enterprise Server、MySQL Embedded Serverも用意されている。
(川原 龍人/びぎねっと)