オープンソース

グラフィック編集ソフトウェア「GIMP 2.8.18」リリース

The GIMP Teamは7月14日(現地時間)、GNUのグラフィック編集ソフトウェアGIMPの最新版「GIMP 2.8.18」のリリースを発表した。

GIMPは、Linuxなどで広く採用されているグラフィック編集・加工ソフトウェア。GNU GPLライセンスの下で公開されており、無償で入手・利用できる。UNIX系OS向けソースコードおよびWindows対応バイナリが公開されている。

「GIMP 2.8.18」は、重大な脆弱性(CVE-2016-4994)の修正が施されたリリース。この脆弱性を悪用されると、細工されたXCFファイルによってGIMPがクラッシュされたり、任意のコードを実行される恐れがある。GIMPのユーザは、このバージョンへのアップグレードが推奨される。

「GIMP 2.8.18」は、同チームのWebサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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