セキュリティ
OKI、切手大の小型指紋認証モジュールを発表
OKIは9月25日、指紋センサ、指紋認証処理用LSIなど、指紋認証に必要な全部品を切手大の基板に搭載した小型指紋認証モジュール「MK67Q5250」を発表した。
本モジュールは、単体で複雑な指紋認証機能を実現でき、ドア、ロッカー、事務機器などに利用できるという。
指紋認証モジュールは、従来はLSIチップに加えて、別途指紋センサや基板の開発などが必要であった。今回発表された製品では、米AuthenTecの小型スライドセンサを搭載し、指紋認証機能を切手大の基板内ですべて実現しているという。ユーザは既存システム・新規システムを問わず、指紋認証機能を簡単に付加することができる。
同製品は2009年2月にサンプル出荷開始を、2009年5月に量産出荷を予定している。
OKIは指紋認証の他にも、目の虹彩を利用した生体認証などに取り組んでいる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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