ミラクル・リナックスは4月27日、オープンソースの運用統合ソフト「Hatohol」が、GMOインターネットのクラウドプラットフォーム「ConoHa」のアプリケーションイメージに採用されたと発表した。

ConoHaは、ビジネスやトラフィックの規模に応じたシステムを構成できる日本発のクラウドプラットフォーム。ConoHaにはOSテンプレートやアプリケーションテンプレートが多数用意されており、サービスに合わせたテンプレートを選択することで、サーバ作成と同時にOSのインストールやアプリケーションサーバの構築を完了することができる。

今回、ConoHaのテンプレートにHatoholが追加されたことで、ConoHaで複数のZabbixを利用してしているユーザは、それらを統合・監視するHatohol環境を構築できるため、運用管理負荷を軽減することができる。また、Hatoholのインターフェース（HAPI）を使ってプラグインを作成すれば、Hadoopなどのアプリケーションとも連携させることができる。

また、ConoHaの公式チュートリアルサイト「このべん」に、ConoHaの上でのHatoholの設定方法やHatohol上のZabbix設定に関する手順書が公開された。

(川原 龍人/びぎねっと)

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