オープンソース
HTTPサーバ「nginx 1.10」リリース
Nginx.orgは4月26日(現地時間)、HTTPサーバnginxの最新版、「nginx 1.10」をリリースした。
nginxは、ロシアのIgor Sysoev氏を中心として開発されているHTTPサーバソフトウェア。リバースプロキシ、キャッシュ、負荷分散、圧縮などの機能を持っている。また、高速、軽量、安全性などを特徴としており、Facebook、Dropboxなどが導入した実績を持っている。
「nginx 1.10」は、Nginx安定版の新しい系列「1.10」の最初のリリースに相当する。「HTTP/2」をサポートしたほか、TCP/UDPプロキシおよび負荷分散の搭載、不具合の修正も行われている。
今回のリリースに合わせ、開発版の「nginx 1.11」もリリースされた。nginxは、Windows、Mac OS X、Linux、FreeBSD、Solarisなどに対応しており、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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