オープンソース
「OpenBSD 5.9」リリース
OpenBSD Projectは3月29日(現地時間)、UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.9」をリリースした。
「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectは、Webサイトにて「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」と謳っている。対応プラットフォームは、 Alpha、armish、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなど、となっている。
「OpenBSD 5.9」は、当初5月1日のリリースが予定されていたが、前倒しでリリースされた。UTF-8サポートが改善され、Xen domUサポートの向上、UEFIブートのサポート強化のほか、セキュリティに関するシステムコール「pledge」の採用など、複数の機能強化が施されている。
「OpenBSD 5.9」はミラーサイトから自由に入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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リリースノート
OpenBSD Project(日本語)