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エフセキュア、「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ 5.30」を提供開始

エフセキュアは3月18日、Linuxサーバで稼働するゲートウェイ型アンチウイルスソフトウェア「エフセキュア アンチウイルスLinuxゲートウェイ 5.30」を提供開始した。

今回の最新版では、独自のクラウド型のデータベース「セキュリティクラウド」をすべてのプロトコルで利用可能にし、ファイルレピュテーションによりウイルス検知性能を向上させ、新しい脅威への対応を強化した。これによって、ファイルのダウンロード時やメールの添付ファイルの検査時に「セキュリティクラウド」データベースに照合することで、最新の不正プログラムに対して、リアルタイムで更新される情報を元に検出を行うことができるようになった。

また、Webコンテンツへのアクセスを制御する「フィルタリング機能」が追加された。これによって、セキュリティ強化、生産性向上、ネットワーク帯域の浪費抑制などを実現した。90%のサイバー攻撃は、Webサイトを通して行われており、不必要なサイトへのアクセスをブロックすることで、セキュリティの向上が期待できる。

販売価格例は年間ライセンスが25ユーザー:90,000円、100ユーザー:220,000円(いずれも税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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