仮想化技術

米RedHat、仮想化機能KVMの開発元Qumranetの買収を発表

米RedHatは9月4日(現地時間)、仮想化機能KVMの開発元であるイスラエルのQumranetの買収を発表した。

Qumranetは、デスクトップ仮想化技術であるSolidICEや、Linuxのカーネル上で別のLinux仮想マシンを常駐させることができる仮想化技術KVMFront_Page(Kernel-based Virtual Machine)の開発元。SolidICEにはサーバ・クライアント間の通信を行う接続プロトコルが含まれている。RedHatは、SolidICEの機能を応用し、サーバ上に構築された仮想マシンでデスクトップ環境を動作させる仕組みを構築していくという。また、同社は今後長期的に、OSに組み込まれた仮想化技術を、サーバ・デスクトップの両用途向けに浸透させることを目指すという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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