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ミラクル・リナックス、1インスタンスから利用可能なCentOS向けサポートサービスを開始

ミラクル・リナックスは3月1日、CentOSのユーザを対象とした新サポートサービス「Linuxセキュリティサポート for CentOS」と「Linuxエンタープライズサポート for CentOS」を提供開始した。

「Linuxエンタープライズサポート for CentOS」は、ユーザがCentOSを採用する際のサポートとして1インスタンスから利用でき、物理環境、仮想環境だけでなく、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureといったクラウド環境にも対応する。同社サポートセンターのエンジニアがユーザからの問い合わせに対応し、CentOSに関する障害解析、対応方法、適用パッチ情報、解決策を提示し、お客様のシステムの安定運用を支援する。

「Linuxセキュリティサポート for CentOS」では、利用中のCentOSに対して、重要な脆弱性に関する危険を通知するサポートサービス。CentOSのErrata情報、脆弱性情報データベースCVE(Common Vulnerabilities and Exposures)上ハイスコアとなる重大な脆弱性と対処方法についてメールを配信する。また、脆弱性情報データベース上ハイスコアに関する情報については、ユーザからの問い合わせに対応し、ユーザ環境の該当確認や、推奨バージョンなどを回答する。

価格は、「Linuxセキュリティサポート for CentOS」が1年あたり102,000円/1メールアドレス、「Linuxエンタープライズサポート for CentOS」が1年あたり54,000円/1インスタンス(物理環境)、もしくは2VM(仮想環境)となっている(価格はいずれも税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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