オープンソース

OpenMokoプロジェクト、Linuxベースのスマートフォンプラットフォーム「OpenMoko Om 2008.8」をリリース

OpenMokoプロジェクトは8月9日(現地時間)、LinuxベースのスマートフォンプラットフォームOpenMokoの最新版、「OpenMoko Om 2008.8」をリリースした。

OpenMokoは、Linuxベースのスマートフォンプラットフォームであり、インターフェイスにX.Orgを採用するなど、オープンソースソフトウェアによって構成されている。OpenMokoをサポートする機種であれば、特別な処理なしでOpenMokoのソフトウェアを追加インストールすることができ、また機種をアップグレードしても、ソフトウェアを失うことがない。更に、OpenMokoにバグフィックスが施されれば、全ての機種でバグフィックスされることになる。

「OpenMoko Om 2008.8」では、APIが大幅に拡充されているのが大きな更新点。従来のEnlightenmentベース・GTK+ベースのGUIフレームワークに加え、新たにQtベースの「Qtopia」が利用できるようになった。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースアナウンス(英語)
Wikiによる記事(英語)