オープンソース
UEI、深層学習に最適化したディープラーニング専用ワークステーション「DEEPstation DK-1」を発売開始
UEIは1月14日、PFIが開発したオープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer」をベースとしたGUIディープラーニング環境とUbuntu14.04をプリインストールした深層学習用ワークステーション「DEEPstation DK-1」を受注開始した。
「DEEPstation」は、煩雑になりがちなディープラーニングの作業を自動化。カテゴリ別にフォルダに分けた画像をzipにしてアップロードするだけで、自動的に訓練データとテストデータを作成する。また、学習させるモデルはGUI上からソースコードを編集可能。典型的なNetwork In Network、GoogLeNetを利用するだけでなく、一部ソースコードを修正して独自のチューニングが手軽に施せる。
また、WebベースでGUIを実現しているため、学習などの負荷が高い作業は専用のGPUを搭載した学習用マシンで、実際に学習済みニューラルネットワークを利用するアプリケーションの開発には手元のノートPCで行うなどの分業が可能。学習用データセットをブラウザからアップロードできるほか、学習させたモデルの任意のエポックをGUI上から簡単にダウンロードできる。
価格は、「Baisic Edition」が237,000円(税別)からとなっている。
(川原 龍人/びぎねっと)
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