オープンソース

モンタビスタ、プロプライエタリな組み込みLinux「MontaVista Linux Professional Edition 4.0」をリリース

米モンタビスタは9月6日(米国時間)、組み込み向けOSの最新版「MontaVista Linux Professional Edition 4.0」を発表した。Linuxカーネル2.6を採用し、ネットワーク、通信、航空、防衛、コンシューマ機器および医療機器など広範囲の組み込み製品の開発に必要とされる機能を搭載している。

MontaVista Linux Professional Edition4.0は、オープンソースで利用可能なリアルタイム拡張を施した組み込みLinuxで、この「リアルタイム拡張」は、同社によると「業界初で唯一」だという。モンタビスタは、8つ以上のアーキテクチャ、30種類のプロセッサ ファミリ、150種類以上のボード レベルのプラットフォームのサポートを行っている。

搭載している機能は、
・GCC 3.4.3
・Native POSIX Thread Library(NPTL)
・X-orgベースのグラフィックス機能
などがある。

また、ハードウェアとして、
・IPv6
・MIPv6
・IPSec
・VLAN
・USB 2.0(ホスト/デバイス)
などをサポートしている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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