オープンソース

IIJ、統合運用管理サービスを統合監視ソフトウェア「Zabbix」に対応

インターネットイニシアティブ(IIJ)は11月17日、複数のシステムを一元的に監視・運用する「IIJ GIO統合運用管理サービス」においてAPIを開発し、オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」と連携開始したと発表した。

「IIJ GIO統合運用管理サービス」は、IIJのクラウドサービスのほか、ユーザのオンプレミス環境や他社クラウドサービスなど複数の拠点に点在するシステムを、IIJが一元的に監視・運用するサービス。今回、同サービスが提供するAPI機能を利用することで、Zabbixとの連携が可能となった。これにより、ユーザは現状のシステム監視の環境を変更することなく、「IIJ GIO統合運用管理サービス」の監視対象に含めることができるようになる。これによって、複数あるサーバの監視アラートの統合的な運用や、監視アラートのレポートをサービスポータルにて参照できるなど、システム全体の効率的な運用を行えるようになるという。

初期費用は無料、月額料金は19,000円から(税別、運用対象のノード数により変動)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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