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NTT、固定電話をIP網へ順次移行する方針を発表

NTTは11月6日、固定電話をIP網へ順次移行する方針を発表した。

発表によると、NTTは従来のPSTN(公衆交換電話網)をIP網に移行する。固定電話をメタル収容装置(加入者交換機)を介してIP網に接続する形とする。この作業では、メタルケーブルを流用することで、ユーザ側での工事などは必要とせず、電話機もそのまま利用できるという。

基本料は可能な限り現状と同等の水準を維持する。距離に依存しないIP網の特性を生かし、通話料は使い易くするという。固定電話が備えていた高い通話品質基準は携帯電話並みに見直す。

2025年頃に中継・信号交換機が維持限界を迎える中で、IP網への移行時期については関係事業者との対応を踏まえて別途公開される。

(川原 龍人/びぎねっと)

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