オープンソース
「Ubuntu 15.10(Wily Werewolf)」リリース
Ubuntu Teamは10月22日(現地時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版、「Ubuntu 15.10 “Wily Werewolf”」をリリースした。
Ubuntuは、Debian GNU/Linuxをベースとしたディストリビューション。Ubuntu Teamは6ヶ月ごとの新バージョンリリースを宣言しており、今回のリリースも前回の「15.04」から半年が経過してのリリースとなる。Ubuntuの特徴としては、「初心者でも使いやすいディストリビューション」を目指していることが挙げられる。
「Ubuntu 15.10」では、カーネルに「Linux 4.2」が採用された。これにより、Intel Broxtonをサポートしたほか、F2FSファイルシステム暗号化機能が利用できるようになった。また、デスクトップ環境に「Unity 7」が採用されたほか、ブートプロセスがsystemdに変更となった。また、新しいバージョンの「OpenStack Liberty」が採用されているほか、「Docker 1.5」にも対応した。
Ubuntu 15.10は、デスクトップ向け「Ubuntu」、サーバ向け「Ubuntu Server」が公開されている。Ubuntuのインストールイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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