オープンソース

「OpenBSD 5.8」リリース

OpenBSD Projectは10月18日(現地時間)、UNIX系OSであるOpenBSDの最新版、「OpenBSD 5.8」をリリースした。

「OpenBSD」は、安全性を最重要視したBSD系統のOSで、「デフォルトインストールで高セキュリティ」という方針の下で開発が続けられている。 OpenBSD Projectによると、「長年に渡って、デフォルトインストールでのリモートセキュリティホールは2つだけ」と謳っている。対応プラットフォームは、 Alpha、armish、AMD64、i386、MIPS、PowerPC、SPARC、Zaurusなど、となっている。

「OpenBSD 5.8」は、20年目の記念リリースとされている。インストーラが改善され、ドライバも強化されている。また、同プロジェクトの成果物である「OpenSMTPD 5.4.4」やSSHサーバ「OpenSSH 7.0」が搭載されている。

「OpenBSD 5.8」はミラーサイトから自由に入手できるほか、CD-ROMセットも用意されており、OpenBSDプロジェクトのWebサイトから注文することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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リリースノート
OpenBSD Project(日本語)