オープンソース
NEC、クラウド環境上へのデータミラーリングで常時起動が不要なクラスタリングソフト「CLUSTERPRO Dシリーズ」を発売
NECは10月14日、基幹業務等の常時稼働が必要な企業システム向けに、クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO Dシリーズ」を発売開始した。
「CLUSTERPRO Dシリーズ」は、社内環境からクラウド環境上にあるオブジェクトストレージへ、クラスタリングするデータを直接格納する。障害発生時に、格納していたデータをオブジェクトストレージから待機サーバに取得させることで、待機サーバを常時起動することなくデータミラーリングを実現し、待機サーバの運用コストを従来比25%低減する。また、従来のミラーリング方式である「同期モード」「非同期モード」に加え、過去データの参照および復元が可能な「スナップショットモード」が利用可能となった。また、オプションの「CLUSTERPRO D DR Option 1.0」を利用することにより、1つのシステムから遠隔地やクラウド環境上にある複数の待機サーバへミラーリングできる。
価格例は、「CLUSTERPRO D Standard 1.0」が70万円。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
プレスリリース