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Google、オープンソースのプログラミング言語「Go 1.5」をリリース

Googleは8月19日(現地時間)、オープンソースのプログラミング言語Goの正式版、「Go version 1.5(Go 1.5)」をリリースした。

Goは、Pythonのようなダイナミック性と、C/C++のようなコンパイル言語の特徴を併せ持ったプログラミング言語。コンパイラとランタイムライブラリから構成されており、短時間でコードのコンパイルが可能。並列プログラミングもサポートしている。インタプリタ言語とコンパイル言語の長所を採り入れ、新たなポジションの確立を目指すという。

Go言語は、Windows、Mac OS X、FreeBSD、Linux、Androidのほか、DragonFly BSDやSolarisに対応している。「GO 1.5」では、今までC言語で記述されていたコードがすべてGo言語で書き直された。これにより、コンパイラなどが全てGo言語で実装された。その他にもツールの強化など、いくつかの機能強化が施されている。

「Go 1.5」は、BSDベースの独自ライセンスの下で、Linux版とMac OS X版がオープンソースでWebサイトに公開されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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