オープンソース

Javaアプリケーションフレームワーク「Vert.x 3.0」リリース

vertx.ioは、Javaアプリケーションフレームワーク「Vert.x 3.0」をリリースした。

既存のアプリから容易にWebアプリケーションを構築できるツールや非同期テスト作成のためのツールが加わったほか、Dockerコンテナ内での実装、米Red HatのPaaSであるOpenShiftでの実装サポートなども加わっている。

Vert.xは、JVMにリアクティブアプリケーションを構築するためのツールキット。カーネルスレッド数を抑えつつ、多数の並列処理が同時実行できる。対応言語は、JavaのほかJavaScriptやRubyなど。

「Vert.x 3.0」では、Webアプリケーション構築のためのツールキット「Vert.x-Web」が搭載されたほか、リアルタイムアプリ、RESTアプリ、HTTPマイクロサービスなどさまざまな種類のWebアプリケーションの構築が可能となった。また、非同期テスト作成ツールキット「Vert.x-Unit」も採用されている。その他、データベースMongoDB、Redis、JDBCのサポートや、コアAPIのリニューアルなどが施されたほか、パフォーマンスの改善などが行われている。

「Vert.x 3.0」は、Webサイトからダウンロードできる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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