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日本HP、大量のデータを扱うワークロード向けに、HP ProLiant サーバーGen9のポートフォリオを拡充

日本ヒューレット・パッカードは5月28日、インメモリや構造化データベース、HPCなど大量のデータを扱うスケールアップワークロードに求められる処理能力や耐障害性を備えた「HP ProLiant DL580 Gen9」を発表した。

「HP ProLiant DL580 Gen9」は、大量のデータを扱うワークロードのニーズに合わせて構築されており、非構造化データ分析およびリアルタイム分析など一連の新しい技術やアプリケーション、およびトランザクションデータベース専用に設計されている。同製品には、最新のインテル Xeonプロセッサ「E7-4800/8800 v3」製品ファミリを搭載しており、最大45MBのL3キャッシュ、4ソケットで最大72コア144スレッドというスケーラビリティを実現する。高性能なDDR4メモリとの相乗効果により、サーバーベンチマークTPC-Hでは、Gen8世代の1.5倍の性能値を達成したという。

さらに、「HP ProLiant DL580 Gen9」はRAS機能においても1クラス上のレベルを実現した。SAP HANAインメモリプラットフォームやMicrosoftR SQL Serverをはじめとする構造化データベースなど、大量のリソースとデータに依存するワークロードに対して、MCAリカバリー、DDDC(Double Device Data Correction)などのハイレベルなRAS機能を提供する。

価格例は、「HP ProLiant DL580 Gen9」が2,267,000円から(税別)。

(川原 龍人/びぎねっと)

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