オープンソース
ESET、Linuxに感染するワーム「Linux/Moose」に関する注意喚起
ESETは5月26日(現地時間)、Linuxに感染するワーム「Linux/Moose」に関する注意喚起を発表した。
「Linux/Moose」は、Linuxベースのルーターを主なターゲットとし、ルーター以外でもLinuxベースの組み込みシステムであれば感染する。「Linux/Moose」はELF binaryの状態で存在し、実行時に36個のスレッドを実行する。HTTPリクエストを監視してTwitterやYouTube、Yahoo、InstagramなどのSNSのフォロワーやビューを増やすことを目的に活動すると考えられている。
このワームの感染を防ぐには、パスワードをデフォルトのものでなく安全なものに変更すること、外部からの22・23・80・443番ポートへのアクセスをブロックすること、ファームウェアを最新のものにアップグレードすることなどが有効としている。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
アナウンス（pdf）
