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ストレージクラフト、Linux サーバ向け「ShadowProtect」シリーズ新製品を発表

ストレージクラフトは5月18日、Linux仮想サーバと物理サーバ向けに、バックアップ、ディザスタリカバリー、データ保護、マネージドシステムの移行が可能なソフトウェア、「StorageCraft ShadowProtect SPX」の日本語版を発表した。

「ShadowProtect」は、OS、アプリケーション、設定、サービスやデータを含むシステム全体をセクターレベルでキャプチャーする。SPXエージェントはゲストOS のカーネルレベル内にインストールされるため、迅速かつ高信頼性のバックアップが可能だという。また、Linux のStorageCraft 構成スナップショットドライバにより、常に確実なバックアップを実現する。利用可能な機能は、「StorageCraft VirtualBoot テクノロジーを使用してSPXのバックアップイメージを仮想マシン(VM)として起動」「個別のファイルとフォルダであれば数秒で復旧可能」「数分で全システムを復旧」「ベアメタルの復元を実現」「同機種または異機種のハードウェアに復元」。災害時などに、災害の規模に関係なく、迅速なリカバリを実現し、ダウンタイムを最小限に抑える。

ShadowProtectは従来Windows Server向けに提供されてきたが、今回初めてLinux版が提供される。標準小売価格は117,600円(税別)、販売開始は7月1日。

(川原 龍人/びぎねっと)

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