セキュリティ情報

ESET、LinuxやFreeBSDなどに感染するマルウェア「Linux/Mumblehard」を発見

ESETは2015年4月、LinuxやFreeBSDなどに感染するマルウェア「Linux/Mumblehard」を発見したと発表した。

「Linux/Mumblehard」は、システムに感染するとバックドアを仕掛け、リモートからサーバの制御ができるようになってしまうというマルウェア。このマルウェアは、2009年もしくはそれ以前から存在していると考えられ、5年以上の長期間に渡って活動していた可能性が高いという。この原因として、同マルウェアは自身の存在を巧妙に隠ぺいするため、発見が困難という点が挙げられるとしている。

感染経路としては、「Wordpress」や「Joomla」などのCMSエクスプロイトや、ソフトウェアの海賊版などが見つかっているという。

(川原 龍人/びぎねっと)

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