オープンソース

エンタープライズ向けサーバ用OS「Ubuntu 8.04 LTS Server Edition」リリース

Canonicalは4月21日(現地時間)、同社が支援しているLinuxディストリビューションUbuntuのエンタープライズ向けサーバ用OS「Ubuntu 8.04 LTS Server Edition」のリリースを発表した。4月24日(現地時間)よりダウンロード提供が開始となる。なお、「LTS」は「Long Term Support」、すなわち長期間のサポートが付属していることを意味する。

同社は同時に、デスクトップ版の「Ubuntu 8.04 LTS Desktop Edition」のリリースも発表している。

「Ubuntu 8.04 LTS Server Edition」では、企業がサーバ用途に利用するのに耐えうるよう性能を強化し、ネットワークへの対応強化、仮想化技術のサポートの強化、各プラットフォームへの対応強化、セキュリティの強化など、エンタープライズサーバ向けに機能強化・拡張が施されている。本格的なエンタープライズサーバ向けのUbuntuは今回が初めてのリリースとなる。

また、今回リリースされた「Ubuntu 8.04 LTS Server Edition」および「Ubuntu 8.04 LTS Desktop Edition」は共に「Long Term Support」、すなわち長期間サポートされ、Server Editionは5年、Desktop Editionは3年間サポートされる。

今回リリースされるUbuntu 8.04 LTSは、Webサイトからダウンロードできる。なお、Canonicalによる有償サポートもある。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ニュースリリース