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ゾープ・ジャパン、Zope 3 移行へのロードマップを発表

ゾープ・ジャパンは8月8日、Webコンテンツ管理システム「Zope」の新バージョン、「Zope 3」の日本国内での事業展開ロードマップを発表した。Zope 3の開発者向けトレーニングコースの開催、「Zope 4 Intranets」の販売予定などが盛り込まれている。

同社は、Zopeの開発を行っている米Zope Corporationの日本総代理店として、「Zope 2」の日本語化や日本語環境の整備、Zopeのトレーニング事業などを展開してきた。

「Zope 3」は昨年11月にリリースされており、米Zope CorporationではZope 2 からZope 3 へのプラットフォーム移行が進められている。ゾープ・ジャパンも、この動きにあわせて事業展開を図る。具体的には、米国 Zope 社が開発したトレーニングを日本語化した、Zope 3 開発者向けトレーニングコース「Zope 3 for Developers」を11月から開催する。また、米国 Zope 社のイントラネット/エクストラネット用商用コンテンツ管理システム「Zope4Intranets」日本語版を2006年1月から販売する。

また、Zope管理インターフェイス「ZMI」の日本語化とパッケージング作業、及び日本語化作業の解説ムービーの公開などが行われる。方針変更に伴い、これまでゾープ・ジャパンが進めてきた「Zope 2」の日本語化作業は終了する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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