オープンソース
「Scientific Linux 7.1」リリース
Fermi National Accelerator Laboratoryは4月13日(現地時間)、Linuxディストリビューション「Scientific Linux」の最新版、「Scientific Linux 7.1」のリリースを発表した。
Scientific Linuxは、Red Hat Enterprise LinuxのソースコードをリビルドしたものをベースにしたLinuxディストリビューション(Red Hatの商標に関する部分は取り除かれている)。元となるRed Hat Enterprise Linux 7.1のリリース開始後3年間はサポートが継続される予定。
Scientific Linuxは、高エネルギー物理学などの分野で利用されるパッケージが追加されており、高エネルギー物理学実験や原子核実験のプロジェクトでも採用されている。
対応プラットフォームはx86_64。32bitプラットフォームはサポートしていない。Scientific Linux 7.1のISOイメージは、Webサイトから無償でダウンロード・入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)