オープンソース

「Firefox 3 Beta 5」リリース、パフォーマンスなどが向上

Mozilla Foundationは4月2日、WebブラウザFirefoxの次期バージョンのベータ版、「Firefox 3 Beta 5」を公開した。今回のリリースは、リリースノートの中では「開発者向けプレビュー版であり、テストを目的とした場合に限り利用できる」となっているが、ブログの中では「Firefox 3 の新機能と高速化をいち早く体験してみたい方は、ぜひ Beta 5 をお試しください」となっている。なお、正式版は今年6月頃になる予定だという。

Firefox 3 は、「Gecko 1.9」Webレンダリングエンジンに基づいて作られている。前回のリリース以降、Gecko 1.9 には12,000 件以上の更新が行われ、パフォーマンス、安定性、レンダリングの正確性、コードの簡略化と持続可能性のための大幅な再設計が施されている。この結果、Firefox 3は、安全性、ユーザビリティ、パフォーマンスが大幅に改善されているという。またBeta5では、さらにWeb互換性、ルック&フィールなどに変更が加えられている。

対応OSは、Windows、Mac OS X、Linux。Firefox 3 Beta 5は、Webサイトからダウンロードできる。Firefox 2 を既にインストールしているユーザが、Firefox 3 Beta 5と併用してインストールすることも可能。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
ブログによる記事
リリースノート