セキュリティ情報

警察庁、平成26年中の不正アクセス行為の発生状況などを公表

警察庁は3月19日、平成26年中の不正アクセス行為の発生状況などの統計データを公表した。

これは、不正アクセス行為の禁止等に関する法律に基づき、毎年、不正アクセス行為の発生状況等を公表するもの。不正アクセス行為の認知・検挙状況、事案の特徴、防御上の留意事項、今後の対応などについて触れられている。

今回発表された文書によると、認知に係る不正アクセス行為後の行為は、インターネットバンキングの不正送金が1944件ともっとも多く、次いで他人へのなりすましが1009件となっている。また、検挙した不正アクセス行為の手口は、利用権者のパスワード設定・管理の甘さにつけ込んだものが84件ともっとも多く、ついでフィッシングサイトにより入手sたものが71件となっている。

今回の発表文書は、Webサイト(pdf)にて公開されている。

(川原 龍人/びぎねっと)

[関連リンク]
平成26年中の不正アクセス行為の発生状況等の公表について(pdf)