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日本オラクル、サーバ仮想化製品「Oracle VM」、および仮想化によるIT基盤構築支援プログラムを提供開始
日本オラクルは3月13日、オラクル・コーポレーションが昨秋発表したサーバ仮想化製品「Oracle VM」を日本で提供開始すると発表した。また、これに合わせ、サーバ仮想化支援プログラム「Oracle Virtualization Initiative 2008」の開始を発表した。
「Oracle VM」は、OracleとOracle以外のアプリケーションの両方をサポートするサーバー仮想化ソフトウェア。オラクル製品と組み合わせたベンチマーク・最適化の結果により、高効率で拡張性に富んだサーバ仮想化環境を低コストで構築できる。オラクル・サポート組織によるバックアップ体制により、Linuxとオラクル製品を含む仮想環境全体のソフトウェアスタックを、一本化されたサポート窓口を通じて受けることができる。
支援プログラム「Oracle Virtualization Initiative 2008」は、エンタープライズ規模の企業を対象に、サーバー仮想化を活用したITインフラ基盤の導入を支援する検証サービス「POC」(Proof of Concept)として、検証環境の構築および技術支援を実施する。また、オラクル製品のテンプレート提供サービスやISV企業向けのソフトウェアパッケージのテンプレート作成支援により、データベースやISVパッケージなどの開発・検証や、本番環境のシステム構築にかかる期間の短縮を目指す。
(川原 龍人/びぎねっと)
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