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エレコム、RAID6に対応する4ベイLinux NAS「NSR-6S4BLBシリーズ」を発売開始

エレコムは2月17日、小規模オフィスや部門サーバ向けの4ベイLinux搭載NAS「NSR-6S4BLBシリーズ」を2月下旬より発売開始すると発表した。

「NSR-6S4BLBシリーズ」は、法人向け2ベイLinux NAS「NSR-MS8T2BLBシリーズ」に続けてリリースされる、RAID6にも対応する4ベイLinux NAS。複数のクライアントPCからの同時アクセスでも安定した高速データ転送を可能にし、利用人数50人以下の小規模オフィスや部門サーバーなどに最適な性能と使い勝手を備えたモデル。複数の同時アクセスがあっても速度が低下しにくいパフォーマンスを実現している。また、RAID機能を搭載し、速度を向上させる「RAID0」、耐障害性を向上させる「RAID1」のほか、4ベイモデルの特長として「RAID5/6」にも対応した。RAID6ならHDD2台が同時に故障しても復旧が可能で、高い耐障害性を備えたモデルとなっている。

また、ActiveDirectoryに対応し、複数のユーザ・グループを容易に一元管理することができる。独自の管理ツールを備えており、専門知識がなくても操作可能。またiSCSIにより、ネットワーク構築されたHDDをローカルディスクと同様に扱えるため、OS標準の機能やアプリケーションをそのまま使用することが可能。また、データを「AES128bit」で暗号化する「ディスク暗号化機能」を搭載するほか、HDDが故障してもHDDを入れ替えるだけで自動的に再構築が可能な「Auto-Rebuild機能」やリアルタイムでHDDの状態をチェックできる「S.M.A.R.T」、セキュアな通信が可能なプロトコル「SSH」などに対応している。

価格は、容量4TBの「NSR-6S4T4BLB」が117,000円(税別)となっている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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