オープンソース

Hadoop上で動作するDWH向けプロダクト「Apache Hive 1.0.0」リリース

Apache Software Foundationは2月13日、「Apache Hive 1.0.0」をリリースした。

Apache Hiveは、大規模分散計算フレームワーク「Hadoop」上で動作するデータウエアハウス(DWH)向けのプロダクト。HiveQLと呼ばれる、SQLライクな言語によってHadoop上のデータを操作できる。元々はFacebook社で開発され、その後Apache Software Foundation(ASF)に寄贈され、現在ではASFのトップレベルプロジェクト(TLP)となっている。

「Apache Hive 1.0.0」は、バージョン番号「0.14.1」として開発されていたもので、今回のバージョンから番号付けのポリシーが変更となった。今回のバージョンでは、Apache Sentryベース認証に対応した「HiveServer 2」が採用され、代わりに「HiveServer 1」が削除された。その他にも、いくつかの機能強化や不具合修正が施されている。

「Apache Hive」は、Webサイトから入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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Apache Hive