オープンソース
「Wine 0.9.56」リリース
Wine HQによると、UNIX系OS上でWindows APIを動作させるアプリケーションWineの最新版、「Wine 0.9.54」、「Wine 0.9.55」、「Wine 0.9.56」が2月22日にリリースされた。
Wineは、エミュレータではなく、WindowsのAPIを解釈し、X Window Systemで動作させることができるようにするアプリケーション。今回のリリースでは、グラフィック関連の機能が向上したほか、さまざまな機能の改善が施されている。
Wineの開発においては、Googleが資金面でのサポートを開始しており、これにより開発が促進されたという。
WineはLGPLの下で公開されており、各ディストリビューション向けのバイナリ及びソースコードは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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