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JR西日本、新幹線の全乗務員が「iPad」を携帯すると発表

JR西日本は2014年12月25日、新幹線の全乗務員が「iPad」を携帯すると発表した。

この取り組みは、「iPad」端末上で一元的に各種情報を電子データ化することで、異常時対応能力を向上させ、新幹線の安全安定輸送の実現へ向けた取り組みに繋げるというもの。また、iPadを活用し、乗客への案内情報提供の強化にも取りくむ。さらに、新幹線乗務員が携帯するマニュアル・規程類の軽量化、差しかえ作業の迅速化およびペーパーレス化を図る。この取り組みは、2015年3月14日に開業する北陸新幹線にも導入される。

iPad導入による効果としては、「乗客への案内強化」のほか、「安全安定輸送の実現(異常発生時に通信機能、カメラなどを活用することで異常箇所の画像などを関係者間で共有でき、迅速に原因特定を行いダウンタイムを縮小する)」、「マニュアル・規程類の電子化による乗務員への負担軽減および省資源化」が見込まれている。

(川原 龍人/びぎねっと)

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