オープンソース
サン・マイクロシステムズ、オープンソース統合開発環境「NetBeans 6.0.1」の無償配布を開始
サン・マイクロシステムズは2008年2月8日、オープンソースの統合開発環境(IDE)である「NetBeans」の最新マルチリンガル版「NetBeans 6.0.1」の無償配布を開始すると発表した。
NetBeansは、GlassFishをはじめ、JBOSS、Tomcat、Weblogic、WebSphereなどのアプリケーション開発に利用可能なIDE。サンは、「NetBeans」をJava統合開発環境のマイグレーション先として位置づけており、Sun Java Studio CreatorおよびSun Java Studio Enterpriseとの機能統合を進めており、すでにUMLモデリング機能やアプリケーションプロファイリングなどの機能が利用可能となっている。さらに「NetBenas」はC/C++の統合開発環境としても利用でき、真に統合された開発環境として位置づけられる。「NetBeans 6.0.1」では、新たにRuby/JRuby/Ruby on Rails に対応している。
統合により、これまでアプリケーション開発の目的に応じて使い分けていた開発環境を、開発目的にかかわらず同一の開発環境を使用できるようになり、各ツールの使い方を習得するのにかかる負担を軽減できる。
NetBeans 6.0.1は、コミュニティサイトから無償でダウンロード・利用できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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