GMOインターネットは11月17日、同社が提供するICANN公認ドメイン登録サービス「お名前.com」において、ベアメタルサーバとのハイブリッド構成にも対応したクラウドサービス「お名前.comクラウド」を提供開始した。

「お名前.comクラウド」は、一般的なWebサイト運営から大規模システムの運用まで幅広い用途に活用できるクラウドサービス。多様なプランの中からサーバリソースを必要なときに必要な分だけ利用できる上、ベアメタルサーバーとのハイブリッド構成も利用でき、ユーザの利用シーンに合わせて活用できる。対応可能なサーバ数は200台以上にのぼり、ビジネスの成長にあわせてリソースを拡大していくスタートアップ企業の利用から、高い処理能力を必要とするシステムを運用するエンタープライズの利用にも適しているという。また、稼動中の仮想サーバからイメージを保存する「イメージ保存機能」も標準搭載しており、仮想環境のバックアップや複製も容易に行うことができる。

クラウド基盤には「OpenStack」を採用しており、信頼性の高いクラウド環境を、1日32円からという低コストで利用できる。また、時間単位という課金にも対応した。ベアメタルサーバには超高速フラッシュストレージ「ioDrive」を搭載しており、極めて高いディスクI/O性能を実現した。

「お名前.comクラウド」にはいくつかのプランが用意されており、詳細はWebサイトで閲覧できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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