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アットマークテクノ、Wi-SUN・EnOcean・など最新の無線センサ通信に対応したIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」発売
アットマークテクノは10月28日、Wi-SUN・EnOceanなど最新の無線センサ通信に対応した3G対応のIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」を発売開始した。
IoT（Internet of Things）とは、従来は個々に使用されていたセンサや機器をインターネットにつなぎ、新しい付加価値を生み出す技術。温度計や湿度計などの計測器、スイッチやタグなどをインターネットに接続することで遠隔操作や状態監視が可能となり、新しいサービスの実現を目指す。
「Armadillo-IoT」は、Linux搭載の小型・省電力組み込みCPUボード「Armadillo」を応用したIoT向けゲートウェイ。組み込み機器のプラットフォームとして各種用途に採用されているArmadilloをベースとし、フィールド用途に耐え得る堅牢な設計となっている。
また、同製品は「アドオンモジュール」を差し替えることで、様々な機能を実装できることが特長。シリアル（RS232C/422/485）や接点入出力、BLE（Bluetooth Low Energy）、EnOcean、Wi-SUNに対応したアドオンモジュール、車載向けに使われるCANなどの機能を実装するアドオンモジュールなどが発売される。さらに「Armadillo-IoT」は、無償公開されているArmadillo向けの開発環境やユーザコミュニティを利用して自由度の高い開発を行うことができる。Linuxカーネルやデバイスドライバ、基本的なアプリケーションなどはオープンソースソフトウェアを利用でき、追加開発も自由に行うことができる。RubyやJava8にも標準対応している。
「Armadillo-IoTゲートウェイ スタンダードモデル開発セット」の販売開始は12月の予定、価格は49,500円 (税別)。
(川原 龍人/びぎねっと)
