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LPI-Japan、「CloudStack技術者認定試験」を2015年2月に開始

LPI-Japanは9月12日、「CloudStack技術者認定試験(CloudStack Professional Certification Exam)」の開始を発表した。2015年2月初旬の配信開始となる。

「CloudStack」は、サーバ仮想化環境を基盤にして、IaaS型のクラウドを提供するオープンソースソフトウェア。XenServer、KVM、商用仮想化ソフトウェアなど、各種のサーバ仮想化ソフトウェアに対応する。WebベースのGUIにより、エンドユーザがセルフサービスで仮想マシンを展開できる環境を構築できるほか、複数ユーザ間でネットワークを隔離してセキュリティを確保する仕組みや、ファイアウォール、負荷分散、VPNなどの機能も提供する。

「CloudStack技術者認定試験」は、CloudStackを用いたプライベート・クラウドを構築・運用するための技術者の育成を目標として開発され、提供される認定試験。CloudStackユーザ会の協力により試験開発が行われる。LPI-Japanは、本試験の実施を通じて、OSSクラウドの構築・運用管理を行う技術者の技術力の向上と人材育成に貢献していく。

なお、9月30日、10月15日、17日に、本試験開始に先立ってベータ試験が実施される。

出題範囲(案)は、「CloudStackのアーキテクチャ」「インストールと環境構築」「ユーザーインターフェイス」「運用と監視」「APIの利用法」。

受験料(案)は15,000円(税別)。受験方法はCBT方式。

(川原 龍人/びぎねっと)

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