仮想化技術
コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker 1.2」リリース
dotcloudは8月22日(現地時間)、コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker 1.2」をリリースした。
Dockerは、コンテナ技術による仮想化ソフトウェア。コンテナと呼ばれる独立した空間を作り、そこで仮想マシンを動作させる。DockerはLXC・AUFSなどの技術をベースとしており、Ubuntuなどの環境の上で動作する。
「Docker 1.2」は、Docker初の正式リリースDocker 1系列のアップデートリリース。docker runで–restartフラグが追加され、これによってコンテナの再起動時の挙動を設定できるようになった。また、Docker Engineがアップデートされたほか、コンテナの/etc/hosts、/etc/hostname、/etc/resolv.confの各ファイルが編集可能となっている。
「Docker 1.2」は、Webサイトから無償で入手できる。
(川原 龍人/びぎねっと)
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