オープンソース

「Apache Hadoop 2.5.0」リリース

Hadoop Projectは8月15日(現地時間)、分散処理フレームワーク「Apache Hadoop 2.5.0」をリリースした。

「Hadoop」は、大規模データを処理する際、複数のマシンに分散して処理するオープンソースのフレームワーク。処理を記述するプログラミングモデル「MapReduce」と、MapReduceで処理するデータを扱う分散ストレージ「HDFS」からなる。

「Hadoop 2.5.0」は、新しい系列「2.5系列」における初のリリース。「Hadoop 2.5.0」では、HDFSにおいて拡張ファイルの扱いの変更、WebUIの改良、ATS(Application Timeline Serve)の機能向上、その他機能強化および改善、バグフィクスなどが施されている。

Hadoopは、Webサイトから無償でダウンロード・利用できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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