仮想化技術

ソフトバンク・テクノロジー、VMware Virtual SANによる垂直統合型VDI「vStackシリーズ」を提供開始

ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は8月18日、デスクトップ仮想化(VDI)のシンプルな導入・運用を支援する垂直統合型デスクトップパッケージ「vStackシリーズ」の提供開始を発表した。

今回提供を開始する「vStackシリーズ」は、VDI環境に必要なサーバ、ネットワーク、ストレージ、ソフトウェア、基本設定作業をパッケージ化し、それらに付随するアンチウィルス、VPNリモートアクセス、認証、シンクライアント端末などもオプションとして提供する。これによって、パッケージ化による導入フェーズの短縮はもとより、ストレージの専門知識を不要とし、導入後の管理・オペレーションも大幅に簡素化されるという。ユーザ増強の際も、1Uサーバをオンラインで追加するだけで拡張でき、従来のシステム改修・拡張に伴う運用・コスト負担を軽減する。

「vStackシリーズ」は、ヴイエムウェアのVMware Virtual SAN(VSAN)、および仮想デスクトップ環境を構築するVMware Horizon Viewを活用したスケールアウト型のVDIパッケージ。VSANはx86サーバを組み合わせて構成するSoftware-definedストレージで、分散アーキテクチャによりスモールスタートから大規模な用途までに対応する。本サービスは、VSANとVMware Horizon Viewの組み合わせを軸に、同社のVDI導入実績やノウハウを活用して最適なシステム構成をパッケージ化して提供する。

(川原 龍人/びぎねっと)

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