オープンソース

「LibreOffice 4.3.0」リリース

The Document Foundationは7月30日(現地時間)、「LibreOffice 4.3.0」を正式リリースした。

「The Document Foundation」は、2010年9月にOpenOffice.orgの開発者らがOracleから独立して立ち上げた、オフィススイートの開発に当たっているコミュニティ。SUSE Linux、Red Hat、UbuntuなどのLinuxディストリビューターの支援を受けており、「OpenOffice.org」から分岐したLibreOffice の開発に当たっている。

「LibreOffice 4.3.0」は、新しいLibreOffice 4.3系列の最初のリリース。ワープロソフト「Writer」のコメント機能について、複数の機能追加・強化が施されているほか、表計算ソフト「Calc」において、セルをダブルクリックした際に、セルの位置を表す文字と該当するセルの枠が同じ色で強調表示されるようになるなど、いくつかの変更が行われているほか、3Dアニメーションへの対応強化なども施されている。

「LibreOffice 4.3.0」は、Windows/Linux/Mac OS Xに対応しており、それぞれWebサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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