オープンソース
「Debian GNU/Linux 7.6」リリース
Debian Projectは7月12日(現地時間)、LinuxディストリビューションDebian GNU/Linuxのアップデートリリース「Debian GNU/Linux 7.6」をリリースした。
今回正式リリースされたDebian GNU/Linux 7.6は、「7.5」のアップデートリリース。コードネームは引き続き「wheezy」。
本リリースは、アップデートリリースとなっており、opensslやdpkg、apt、dbusなどいくつかのパッケージに存在する脆弱性などが修正されている。重要なセキュリティフィクスも含まれており、Debian 7系列を利用しているユーザは、アップデートが推奨されている。
wheezyがサポートしているアーキテクチャは、 amd64、i386、PowerPC、Intel IA-64(ia64)、SPARC、MIPS、EABI ARM、MIPS、Hard Float ABI ARM、IBM S/390、AMD64。通常のインストールメディアに加え、あらかじめインストールしていない環境でもCD-ROMやUSBメモリなどのライブイメージでも起動できる。
Debian GNU/Linux 7.6は、Webサイトから無償で入手できる。また、7.5からAPTを利用してアップグレードすることも可能。
(川原 龍人/びぎねっと)
[関連リンク]
リリースアナウンス