仮想化技術

日立ソリューションズ、BYOD向けモバイルプラットフォーム構築ソリューションを提供開始

日立ソリューションズは7月11日、BYOD(Bring Your Own Device)を実現するためのモバイルプラットフォーム構築ソリューションの提供を開始した。

本ソリューションは、米Remotium, Inc.のスマートデバイス仮想化基盤「Remotium」を活用し、スマートデバイスを業務利用するために適した環境の企画/設計、構築までを提供する。仮想環境上で業務を行うため、スマートデバイスに業務データが残らず、情報漏洩リスクを軽減し、BYODの課題である公私分離も実現する。

BYODの導入にあたっては、会社が支給する場合と異なり、端末の設定や導入するアプリケーションなどを管理者側で完全にコントロールすることが難しいため、マルウェア感染や、端末の盗難・紛失に伴う情報漏洩などが課題となる。同製品では、「Remotium」上に、メールや文書作成、スケジューラーなどのオフィス業務系アプリケーション、イントラシステムなどを構築し、スマートデバイスを業務利用するための最適な環境の企画/設計、構築を行う。サーバ上の仮想環境にスマートデバイスからリモートアクセスすることで、スマートデバイスの安全な業務利用とデータの公私分離を実現する。また、最適な環境の提供に加え、既存環境との連携を支援することで、短期間でスマートデバイスの業務利用を開始することができる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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