オープンソース

コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker 1.0」、初の正式リリース

dotcloudは6月9日(現地時間)、コンテナ型仮想化ソフトウェア「Docker 1.0」をリリースした。

Dockerは、コンテナ技術による仮想化ソフトウェア。コンテナと呼ばれる独立した空間を作り、そこで仮想マシンを動作させる。DockerはLXC・AUFSなどの技術をベースとしており、Ubuntuなどの環境の上で動作する。

「Docker 1.0」は、Docker初の正式リリース。Docker 0.9からLXCなしで直接OSを稼働できるようになっており、今回のリリースでは安定性が強化されている。また、APIも強化されており、大規模なレベルでの利用にも対応した。他に、コマンドの追加、コンテナの一時停止、パフォーマンスの向上、バグフィクスなどが施されている。

「Docker 1.0」は、Webサイトから無償で入手できる。

(川原 龍人/びぎねっと)

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